幸せについて
私はポエマー。
私はポエマー。
わかっていたけど
忘れていたけど。
正しく生きようと
必死になったって
躍起になったって
一向に幸せになれないじゃないか。
間違いだらけのあいつもこいつも
幸せそうに生きてるっていうのに
その幸せにしがみつくこともなく
手のひらに乗せただけみたいな顔してるじゃないか。
正しく生きようとしてるのに正解しないじゃないか。
過ちばかりなのに正解してるじゃないか。
過ちが正解だなんて今になって言われても遅いじゃないか。
その癖、純粋な正しさには程遠いなんて。
最悪になりきれもしないなんて。
どっちつかずだから幸せが程遠いんだろうか。
そんなのはあんまりじゃないか。
窓の外で捨てられた子猫がないている。